ドラマ『JIN-仁-』
ドラマ『JIN-仁-』終わっちゃいましたねぇ。。。
最終回の視聴率は26%、関西では29%超えだったとか。
最終回の時点で私は原作を読んでいなかったのですが、原作を超えるオリジナルの終わり方、最後の30分は詰めすぎ感もあったけれど、内容的には良いエンディングだったと思う。
なのになのに、胸に切なさが残って、ほんとに切なくて寂しくて。
ドラマなのに翌日になってもこんな気持ちが残るなんて・・・・改めて名作ドラマだったと。
このたらまらなく切ない気持ちの原因はやはり150年の時空を超えての『お慕い申しておりました』かしら?
あの手紙は泣けた><
仁だけが記憶しているあの江戸の人々にもう会えない寂しかな、それとも江戸の人々の記憶に仁が居ないという寂しさかな。
とにかく、なんともいえない切なさが残った。
橘未来は養女になった安寿の子孫ってこと?安寿が橘家を継いだの?
咲が独身で子どもが居なかったとしても、恭太郎はどうしたんだろう?(原作では亡くなるのだけど、ドラマでは生き延びて回顧録を書いていたようだし・・・)
ま、野風や咲が必死に守ろうとしたものや、歴史の修正力に抗おうとする勇気のある行動や思いが橘未来という形になったという解釈でよいのな。
んで、エンディング後のラストシーンはなんじゃ?噂されている映画への伏線なの?それともあれもひとつの「パラレルワールド」?
それにしても・・・あ~咲さん、ほんとに可愛かった!
あんな女性は現代にはなかなか居ないよねぇ。でもほんとステキでした。男なら惚れる~!よね?
栄さんの「そんな時代になるのでしょうか?」という戸惑いと涙も印象的だった~。
綾瀬はるかさん、良い役を演じましたねぇ。きっと好感度UPUPでしょう。大河も決まって絶好調ですな。
ちなみに私の通うドッグスクールの近所に生家があるそうだ。厳密に言うと天下家の近所らしい。
たかちゃんは綾瀬はるかも好きやし~
私も揚げ出し豆腐でも作ってみるか!
「お慕い申しておりました~!どーぞー!」
にわか「仁ごっこ」の我が家であった、笑。
「咲さんとどっちが美味しいかなぁ?」と聞きますと
「そりゃ、咲さんやろっ!!」と即答されましたけど( `,_・・´)フンッ
恭太郎も栄さんの作った揚げ出し豆腐を「咲には負けますが・・・」とか言うてたし、まぁしゃーない。
職場の先輩は
「サントラを聞きながらバスに揺られて街を眺めているとタイムスリップしたような錯覚に陥る」
と、こちらも一人仁ごっこ、爆。
ジンフルエンザ感染症の先輩&私は、最終回終了後にド~ンと!!
以降、原作「JIN-仁-」のネタばれなので知りたい人だけどーぞ
主にエンディング、ドラマと違う点だけ簡潔に・・・
・恭太郎は仁を守って死亡
・包帯仁は階段から「現代に戻った仁」と「江戸に戻った仁」に分裂
・現代、仁が働いている病院は「仁友堂」に変わっている
・江戸、仁は橘家へ婿入り、咲と結婚、喜一を養子にして仁友堂を築いていく、子宝には恵まれず
・現代、野風にそっくりな子孫が現れる などなど
原作もまぁおもしろかった。
ドラマでは省かれたエピソードもたくさんあったし、ドラマには出てこない歴史的な人物、その他もたくさん登場。
でもあの原作から、あのドラマを作った脚本家、ほんとに素晴らしい!感服^^
ストーリーとしてドラマの方が完成度が高い気もする。。。
現代との繋がりを持たせるために登場したドラマ独自のキャラである友永未来の存在は大成功だったかと。エンディングもおもしろかったし、パラレルワールドの定義としても納得できる内容だった。
前作と今回の仁、タイトルバックやメインテーマにも隠された謎が色々とあって、鳥肌立つエピソードも!と、まだまだ楽しめそうなジンフルエンザの私(と先輩)、笑。
先輩の買った「オフィシャルガイドブック」とやら、早く読みたい~!
サントラも前作、今作あわせて作っていただけるようで、楽しみ!