2月20日(月)羽琉の病気 発症2日目
食事の支度をしても反応がなく(いつもは鳴きわめいて大はしゃぎ(;^ω^))ずっと横になったまま。
朱里と梨音が「散歩いくでし、おりゃーっ」とドスドス走りまわっても何の反応も見せない。
ご飯はいつも「早食い防止の食べにくい食器」で食べさせているが、この食器だと口にしない。
普通のフードボールに入れるとゆっくり食べてくれた。いつもは皿に穴があくような食べっぷりなのにね。
「何か処置が必要になってくる場合、来院は午前中の方が良いと思います。かかりつけの病院へ行く場合もそうだと思います」
昨夜、獣医さんにそう言われていたこともあり、仕事を休んで病院へ連れていくことにした。
さて、どちらの病院へ行くのか。。。まだ決められずにいた。
抗体検査にワクチンの種類と接種日も伝える必要もあり、かかりつけの病院へ電話して確認。
ワクチンは2011年7月28日にデラミューンの8種混合を接種していた。
主治医の先生の来院時刻をたずねると、なんと27日までお休みされているらしい。院長不在時に診ていただく奥さん先生も共に不在。あれま。
というわけで、昨夜診ていただいたH動物病院へ通うことに決めた。
羽琉を車に置いて、まずは受付を済ませ今後の治療について再度説明を聞く。
抗生物質の投与を続け、また肝臓や腎臓のダメージを見ながら支持療法を行うしかない。すでに肝臓に症状が出てきているが、今後腎臓にも出てくる可能性がある。
そして羽琉を連れに戻ると車の中で嘔吐していた。つらいね、しんどいね。
嘔吐していたので点滴もしてもらった。点滴に胃腸の薬も入れてもらった。
そして、とても痛いらしい抗生剤の注射を打ってもらう。昨日と同じくストレプトマイシン。
熱は依然として40度のまま。
肝臓の薬としてウルソ(利胆剤)とプロヘパゾンをそれぞれ7日分処方してもらった。
いずれも1回につき2錠、ウルソは朝晩2回、プロヘパゾンは朝1回飲ませる。
帰宅後、水を欲しがったので飲ませたが、直後に自分のケージに入り全て嘔吐。
朝食べたご飯も全てもどしてしまった。歩行はフラフラで立っているのがやっと。
歩くスピードはとても遅く、、、えーっと、歩き始めの1歳児より遅い。
心配だったが、夕方早めにたかちゃも帰ってこれると言うので午後のみ出勤した。
なんせ先週も福山の仕事のために長い休みをとっているし、明日の午前中も病院へ連れて行かなければならない。
帰宅すると、目を開けるのも辛そうな表情で苦しそうに横になっている。ずっと目を閉じたまま耐えている。本当に可哀相だった。羽琉の容態とともに、私の不安も増していった。
本当によくなるのか不安でたまらなくなった。
ご飯はふやかしたものを1/4量だけ食べた。自力では食べられず、スプーンで食べさせた。
しばらく時間を置いて、もどさなかったので再度試みたが、もう食べなかった。
何度かおやつやフード、水を口元に運ぶがもう顔をそむけて何も口にしなくなった。
それでもフラフラと歩いてトイレへ行き、出た尿を見て二人で顔を強張らせた。
色が見た事のないオレンジ色だった。
羽琉は通常、多飲多尿ぎみなので、薄い水のような尿をすることが多いけれども、水分摂取が少ないと、濃い黄色の尿を少量することもある。しかし濃い黄色ではなく、どす黒いオレンジ色だった。
写真は翌日の早朝にしたものだが、色が。。。
怖かった。
腎臓にも症状が出てくると、赤茶色のような尿が出ると昨日先生に言われていたから。
心配になって病院へ電話して聞いてみた。
ご飯は食べれなくても、今日の輸液で充分な量が入っているから大丈夫だと。
飼い主としては少しでも熱を下げて楽にしてやりたいのだが、解熱剤で熱を下げるのは一時的に楽になるだけで生体反応を殺してしまうからダメだと。あとは本人の力次第だと。。。
どうにか頑張って欲しいが、あまりに急激な衰弱に不安にならずにはいられなかった。
ありがとうございます