梨音、抜糸と病理検査結果
梨音術後16日目、抜糸のため病院へ。やや遅めだけど、その分安心かな。術部も経過良好。
そして病理検査結果を聞く日><
待合室で、どうか良性でありますようにと祈る。もう祈ったって結果は変わらない><
それなのに、なんだ、この緊張感の無さは、笑。
後ろのワンちゃんもビックリ仰天やで、梨音。
後ろのコは病院嫌いの怖がりさんらしく1時間近くずーっと直立不動だった。
さて、抜糸。
梨音はこの2週間、全く傷を気にしなかったので、とても褒めてもらえたョ。
気にするコは気にするんだって。カサブタになる時とか、そりゃ痒いよね。
そして病理検査の結果は以下のとおり。
病理組織診断名
乳腺良性混合腫瘍、アデノーシス
組織所見など
左右いずれの材料にも非腫瘍性の増殖性変化であるアデノーシスで腫脹した乳腺小葉が全体に見られ、その中に乳腺上皮細胞と筋上皮細胞両成分が増殖する腫瘍が形成されていた。何れの腫瘍巣の細胞にも軽度の大小不同や核異型が見られたが、悪性所見を示す成分は認められなかった。大きな方の腫瘍では腺上皮細胞は大小の腺管を形成して増殖し、釣鐘型の筋上皮細胞は少量の粘液状基質を伴って増殖していた。小さな方の腫瘍は筋上皮細胞の増殖により形成された軟骨組織が主体で腺上皮細胞は近縁一部で少数の腺管を形成して増殖していた。何れの材料も標本上の切除縁に腫瘍組織は認められなかった。
いずれの材料にも乳腺良性混合腫瘍が形成されていた。
乳腺の良性混合腫瘍は外科的切除により良好な経過を示すものである。
アデノーシスは生理的増殖も含む非腫瘍性の乳腺組織の増殖であり、犬では老齢になって起こる場合や発情期間が異常に長い個体で起こる場合があり、この時には卵巣に嚢腫が形成されている事がある。
んもー、漢字が多くて解読困難、笑。
先生に一文ずつ解りやすく(絵も描いてもらって)説明してもらった。
要は良性とのこと。
避妊手術したばかりなのでまだホルモンの関係上、乳腺腫瘍がしばらくの間は出来やすいかもしれないのでよくチェックしておきましょう。とのこと。
それから逆に時間が空いて数年後とかに出来てしまうモノなどの方が危ない可能性が高いらしい。
車内ではバリケンに入らないと落ち着かない梨音が、珍しく直乗り。
なぜなら、今まで傷を一度も気にしなかったのに、抜糸後の赤いプツプツに塗ってもらった薬がよほどウマかったのか、ベーロベロ舐めまくり!を阻止するため、笑。
良性か悪性かは、二分の一の確率だったわけで・・・
2つとも良性だったことにホッと一安心。
皆様ご心配をおかけしました。これでまた元気に走れそうです。
当日、twitterやmixiでたくさんのメッセージをいただきありがとうございました!
嬉しかったです。
ありがとです